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一般廃棄物とは?【創業1961年リサイクル企業が解説】

この前「産業廃棄物」について教えてもらったけど、じゃあ「一般廃棄物」っていうのは、家庭ごみのこと?
だいたいその通り!でも、実はそれだけじゃないんだ。

この記事でわかること

  • 廃棄物処理法が定める「一般廃棄物」の定義
  • 家庭のごみと、会社のごみ(事業系一般廃棄物)の分類と処理責任
  • 一般廃棄物の正しい処理方法とルール

一般廃棄物とは?廃棄物処理法に基づく定義

私たちが日常的に「ごみ」として捨てているものの多くは、「一般廃棄物」に分類されます。

廃棄物処理法における「一般廃棄物」の法的な定義

廃棄物処理法では、「一般廃棄物」を「産業廃棄物以外の廃棄物」と定義しています。これは非常にシンプルな定義ですが、裏を返せば、まず産業廃棄物が何かを理解しなければ一般廃棄物を正確に把握することはできない、ということです。

「産業廃棄物」との明確な違いは何か?

一般廃棄物と産業廃棄物の最大の違いは、「排出者が誰か」と「廃棄物の種類」です。産業廃棄物は、事業活動に伴い生じる法律で定められた20品目の廃棄物を指します。一方で、一般廃棄物とは、それ以外のすべての廃棄物です。例えば、家庭から出る”生ごみ”は一般廃棄物ですが、同じものが食品工場から出ると産業廃棄物(動植物性残さ)に該当します。

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一般廃棄物の2つの分類:家庭系と事業系

一般廃棄物は、「誰が排出したか」によって2つの種類に分けられます。

家庭系一般廃棄物(家庭ごみ)

「家庭系一般廃棄物」とは、一般家庭の日常生活から排出されるごみのことです。私たちが普段「ごみ」と呼んでいるものがこれにあたります。例えば、生ごみや紙くずなどが代表例です。”ごみの日”にゴミステーションに置いておくと回収される場合が多いです。

事業系一般廃棄物

「事業系一般廃棄物」とは、事業活動に伴って排出されるごみのうち、産業廃棄物に該当しないものを指します。例えば、オフィスから出る紙くず、レストランや食堂から出る残飯、小売店から出る野菜くずなどがこれに該当します。これらは「一般廃棄物」ですが、家庭ごみと一緒に出すことはできません。

一般廃棄物の処理責任は誰にあるのか?

ごみの種類によって、その処理責任を負う主体が法律で定められています。

家庭系一般廃棄物:市町村

家庭系一般廃棄物については、市町村に処理責任があります。市町村は、収集・運搬・処分を行うための計画を立て、その計画に沿ってごみ処理を行っています。私たちがごみ収集カレンダーに従ってごみを出すのは、このためです。

事業系一般廃棄物:排出事業者

事業系一般廃棄物は、産業廃棄物と同じで排出した事業者に処理責任があります(排出事業者責任の原則)。事業者は、自ら処理するか、市町村や都道府県の許可を得た一般廃棄物収集運搬業許可業者に処理を委託するのが一般的です。

最後に

一般廃棄物は、家庭や事業活動から日常的に排出されるものであり、私たちの生活に密接に関わっています。その定義や分類、処理責任を正しく理解することは、適正な廃棄物管理の第一歩です。特に事業者にとっては、産業廃棄物との区別を誤ると法令違反につながる可能性があるため、正確な知識と対応が求められます。

なるほど!一般廃棄物というのは産業廃棄物以外の廃棄物のことで、一般廃棄物には家庭系と事業系がある。スッキリした!
それぞれ、誰が処理責任を持つのかも大切だよ。よくお勉強しておこうね!
本記事は、記事更新時点の廃棄物処理法および関連法令に基づき、当社の知見と経験から、一般的な情報や事例を解説したものです。法改正や新たな行政解釈により、記事内容が古くなる可能性がございます。廃棄物の分類や処理に関する判断は、その物の性状や排出状況などを総合的に勘案する必要があり、専門的な知識が不可欠です。本記事の解説は、あくまで一般的な情報提供を目的としており、個別のケースにおける法的な判断や処理方法を保証するものではありません。本記事の内容は、個別の判断や行動を促すものではなく、記事を参考にしたことにより生じた一切の責任は負いかねます。廃棄物の分類や処理についてご不明な点がある場合は、法律の専門家、お近くの都道府県事務所、または産業廃棄物処理事業者へご相談ください。

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