トーエイ株式会社は、2021年に「サーキュラーシティ宣言」を行った愛知県蒲郡市との官民連携プロジェクトとして、市内の小学校7校(13クラス)で「タブレット端末解体教室」を実施しました。本教室は、GIGAスクール構想によって整備され、更新時期を迎えたタブレット端末を廃棄物ではなく貴重な資源として捉え直す、全国的にも先進的な環境教育の取り組みです。
実施の背景と目的
当社は長年、リサイクル事業を通じて循環型社会の構築に努めてまいりました。今回、次世代を担う子どもたちに、実際の小型家電に触れながら資源の重要性を学んでほしいという思いから本教室を企画いたしました。「サーキュラーシティ」を目指す蒲郡市の理念と連動し、児童が実際に使用していたタブレット端末を解体することで、従来の大量消費・大量廃棄から資源を循環させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」への転換や、SDGs(持続可能な開発目標)への理解を深める実践的な環境教育を目指しています。
授業概要
- 日程:2026年2月2日~3月4日
- 場所:愛知県蒲郡市内の小学校7校
- 対象:小学4年生~6年生の児童約388人
児童が実際に使用していたタブレット端末を、一人一台ずつ手作業で解体しました。内部の基板などに含まれる貴重な金属資源、いわゆる「都市鉱山」の存在を自らの目で確認。解体体験を通して、小型家電リサイクルの仕組みをリアルに学習しました。単なるゴミの分別にとどまらず、不要になったものを資源として再び社会に戻す「サーキュラーエコノミー」の重要性について、深く学んでいただきました。
授業の様子

一人ひとりに渡された工具でタブレット端末のネジを外す児童

トーエイ社員のアドバイスを受けながら、タブレットの中に眠る『都市鉱山』を慎重に探す児童

トーエイ社員が、資源回収の仕組みを直接伝えました
参加した教員・児童の声
本教室に参加した皆様から、嬉しい感想をいただきました。
担任の先生の声
児童の声
「タブレットの中身には、すごい価値がある物が使われているということが分かりました。自分の家の小型家電のゴミも捨てずにリサイクルに出したり、ゴミの分別を細かく分けて、分かりやすいように綺麗に出そうと思いました。お母さんやお父さんにもゴミのことをたくさん教えて、よりよい蒲郡市、愛知県にしていきたいです。」
今後の展望
おかげさまで、トーエイ株式会社は創業から60年以上にわたり、地域の環境保全に携わってまいりました。今回の蒲郡市との連携のように、地域の皆様や教育機関の方々とも手を取り合い、対話を重ねながら、透明性の高いリサイクルと環境教育にも励むことが、地域と共にあゆむ私たちの原点でもあると考えます。「ここに任せてよかった」と笑顔で言っていただけるパートナーを目指し、これからも確かな技術を磨き、地域社会の未来のために精一杯努めてまいります。
工場見学や出前授業のご依頼、廃棄物適正処理に関するご相談は、トーエイ株式会社公式ウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。
出典・参考リンク
小型家電リサイクル法とは – 一般社団法人 小型家電リサイクル協会





